何のへんてつもない石なのだけれど・・・人間もきっと・・・・ This is look like a just ordinary rock …… Human being also must be…..

この写真、石です。見た所たいした事の無いちょっと緑がかった石なんですけれど・・・ 
This is a picture of a rock.  It is greenish but Nothing special …

中身はこんなに魅力的で綺麗なんです。
外身ではわからない、その物が持っている中身。
自然はどうしてこんなふうに作ったのだろう。
私達人間も自然界のひとつとして、ひとりひとりがそんなふうに出来ているのではないだろうか。
そしてこの中の部分は私達の本当のそしてその人が求めているあり方で、それを感じ、探し、繋がって生きて行く事をしたいのじゃないかと思う。
そしてもうひとつ・・・
Inside is such beautiful and attractive.
The Inside which belongs to itself and could not see from outside.
Why our mother nature created it like this.
We as human being, a part of the nature, also each of us are created like this, I believe.
And the inside is ourselves and also we are hoping to be.
We have a desire in our lives to live with sensing it, exploring it, connected to it.
And more …. 

まんなかにいたるのにいろんな層があります。
何層も何層も。私達もきっといろいろな層をもっているのだと思います。
層が薄いところと厚い所とあったりして。
その層のひとつひとつ、それぞれ実は綺麗で素敵です。
外身と様々な層がある事でその美しさを感じます。
その奥にさらに繊細な綺麗なものが存在しています。
そしてそのきらきらしたものに囲まれたちょっとした空間があるんです。何も無い所が。そこなのかもしれない。
それらを全部もっているのがこの石。
それら全部をもっているのが私達なのかもしれないと思うのです。
There are many layers to get to the center of the rock.  layers and lyres.
We also must be having many layers. Thinner part and thicker parts.
Even more, the each layers themselves are independently beautiful. Having the outside and the layers, all as a whole make it’s beauty.  And toward the center, even more delicate bright beautiful quality are setting. And there is the empty space in the core of it.  The little empty space is embraced by the glitter.  The a little of nothing space, that is the place.
The rock has them all and so as us.

 

なぜこの人に触れているのだろう

私はなぜこの人に触れているのだろう。ふとワークをしながら考えた。何の為に私はこの人に触れているのか。彼女自身がアーティストであるように、彼女の肉体はアーティスティックだった。彼女の存在、肉体、精神、魂もアートだとしたら私はここで何をしているのだろう。私が介入し、何かを「直して」「整った身体」にしようというのか。この優れた芸術を左右対称のつまらないものにしているのだとしたらなんてエゴイスティックで不幸な事だろう。

一瞬何も出来なくなった。

彼女自身がまぎれもなくアートだ。間違えなくアートであるなら私は何を欲するのだろう、アーティストの彼女は何を望むのだろう。

胸に湧き上がる感動、動き、振動、コネクションと流れ。

それだった。彼女がそれにアクセスするために私はこの人に触れているのだった。

サンタフェ夏リトリート/Santa Fe Summer Retreat 2016

サンタフェはアメリカニューメキシコ州に位置しています。

ほぼ毎年、ロビンアバロン、ブルースファートマン、新海みどり、石坪佐季子の4人でリードするアレクサンダーテクニークを深めるサマーリトリートです。

リトリートは内容の濃さにも満足感ありですが、そこに集まる人たち、そして何より私にとってはサンタフェという土地に惹かれます。広大な大地と景色、ドラマチックな天候、空の色、乾燥や標高など、日本、特に東京での生活では得られない質のものがありますが、町並みなど何か日本的なものを感じる時もあり、日本人の方には一度は訪れて頂きたい土地だと思います。

今までゴーストランチやシナジアランチなど素朴なアドビーで作られた建物や自然の中で暮らし、私達の日常とは違う場所でワークを受ける事で普段とはちがう体感を味わう事が出来ます。より深くしかしダイナミックにさまざまな事に触れる事で自分の持っている可能性を感じる事が出来る体験です。そして、楽しむ事も忘れません。自然を静かに感じ入る事、芸術を楽しむ、ハイキングや湖に泳ぎに行く、異文化の中で共通の遊びを見つける事も喜びです。

今年はATイントロのワークショップを通じて、大切にしたい事を受ける側と提供する側共に深めました。また「モーメント/その瞬間」を捉える。ATのワークの中でも生活の中でも何かがシフトする瞬間があります。その時に気づき捉える事で理解出来る事がいろいろとありました。時間をたっぷりかけて感覚を本当に受け取ってみる事は人生に残る記憶にもなると思います。リードしている私達も教師になろうとしているトレーニーも初心者の人たちも同じマティリアルをそれぞれに学びます。その場で起るティームティーチングも醍醐味のひとつでした。

毎年進化している夏のリトリートです。2017年の7月末から8月初めに行いますので是非ご参加ください。

This Alexander summer retreat, led by Robyn Avalon, Bruce Fertman, Midori Shinkai and Sakiko Ishitusbo has been located in Santa Fe, New Mexico state.  Every year we explore deeper understanding of Alexander Technique through team teaching, almost improvising laboratory for all level of participants.

Surrounded by the dynamic nature of the land, sky, colors and air, itself already takes us to different level of experiences and introduces our own possibilities. 

This summer was particularly through an introductory of AT, we deepen the work.  Also we studied of “moments” in this work at the same time in our daily life in each level.  Recognizing deferent types of moments help us to see ourselves. We explore new ways of approaching this work, enjoy hiking and Santa Fe opera, sharing fun in divorced culture, etc … .

It is life long experience taking time and truly taking in all kinds of sensory appreciations.

We will come back and gather again from the end of July to beginning of August in 2017. I hope you will join then.   

「ネガティブな思いも大切に?!、習慣は敵ではない」 ”Habit is not your enemy! "

シンクレアスタジオ,トロント, カナダ Sinclair Studio, Toronto Canada.

アレクサンダーテクニーク教師養成クラス、ナイジェルが卒業しました!

One week of Alexander Technique Teacher training class. Nigel was graduated! 

今年は「ネガティブな思いを大切に?!、習慣は敵ではない」をテーマに1週間のクラスをしました。なか日にセーリングにも行けて最高でした。

“Power of negativity?! Habit is not your enemy” was my theme this year of Toronto class.  Thank you Susan and great to go to sailing at the break.

アレクサンダーテクニークのトレーニーは習慣に気づくようになると、知らず知らずにそれを正すことに夢中になることが多々あります。習慣はいろいろな事を教えてくれます。まずは習慣とお近づきになる事です。

Trainees of the Alexander technique started to be able to notice their habit. And they want to correct them as soon as noticed them. But habits are telling you many things so be friend with them.

2016年前半

2016年前半は非常にライブリーでした。

海外からのいろいろなゲストが日本にいらっしゃり、ワークを受ける事が出来て学びの多い前半でした。

1月デヴィアダムス、2月ブルースファートマン、3月トミートンプソン、4月マーサファートマン、シリアデイヴィス、5月スーザンシンクレア、イフダクーパマン、6月マリーフランソワーズラフォール

すごい面々でした。20数年前に教わった先生もいるけれど、これらの先生方に学べて改めて理解出来る事もたくさんありました。幸せな事です。基本に立ち返る経験でした。

自分のワークも理学療法士さんのワークショップを大阪と鹿児島でさせて頂き、共有出来る大切にしたい事を紹介したいと思い、そのプロセスは非常に興味深いところでした。互いのフィールドで学びの交流がもっともっと欲しいなと思います。

久しぶりに芸術家のくすり箱さんでのワークショップのシリーズ、表現活動をしている芸術家の方々にアレクサンダーをより活用していただけたらと思います。くすり箱の視察でもトロントで関わらせて頂き後ほどシェアさせて頂きます。

GWのコンタクトインプロのフェスでのアレクサンダーテクニークの紹介はコンタクトという共通するクオリティーを深められるものでした。コンタクトインプロの奥の深さはAT教師が学ぶべきものがたくさんあると思います。

毎月のボクシングコーディネーションは解剖学だけでなく、ボクシングにあるアレクサンダー的な所を少しづつ紹介したいと思っています。瀬藤選手のボクシングのレッスンいいです!

新国立劇場俳優養成所では新しい年度に新しい編成となりました。私にとって研修所の授業は芸術に関われる事の喜び、特に演劇を通じてアレクサンダーをより理解出来、それをまた研修生に返すこの2way学習がなんともエキサイティングです。

個人レッスンはひとりひとりの方とじっくり向き合える時間なので私にとっても大切な時間。基本から離れず常に新しいマインドで行っています。

そしてAT教師養成スクールは新しい生徒さんが去年から増え、広い場所を借りてのクラスもあり、いろいろな意味でダイナミック感があります。こつこつと積み上げる事、予想外の事、はっきりしない事、これらみんな肥やしです。やっぱりここが私のホームグラウンドだなと思います。

個人的には今ジャイロがお休みなのでボクシングに加えウエイトトレーニングを少し入れてみました。読み聞かせ、自然とこどもを守る会、海先生の会、ATIの活動、JATSもちょこっと、新しいふたつのプロジェクト構想….充実の半年でした。

そして、7月からの海外が始まっています。内容は次回のブログで。

でも正直今年前半は忙しさに流されていた事も事実です。子供のころに言われていた事が最近、なるほど本当だと思う事がいくつかあります。「予習復習は大切です。特に復習。」苦手だけれどもう少しやろうと思います。

今年も残りわずか、気づいた事。/The year of 2015 is ending soon.

 

 

今年は新しい事もたくさんありましたが、なぜか自分の過去との出会いが多くある年でした。

20年以上会っていなかった人達と再会する、20年以上行っていなかったところに行く

何かの節目に来ているのかしらと感じる年でした。

20数年前というのは私がアレクサンダーテクニークのトレーニーだった頃です。

日本を飛び出して新しい自分の可能性のため、アレクサンダーを学ぶ為、アメリカに行きました。当時はアレクサンダーテクニークを知っている人は今よりもっといませんでした。

私は学んでいるなんて感覚もなく、自分の目の前にあること全てを全身で吸い取っていたように思います。新しい学習も違う国の文化も振る舞いも、すべて。

それらがみんな細胞のひとつひとつに吸収されていたようです。だから経験と時間を共有した当時のクラスメイト、先生や友人に再会した時、その当時思いを広げていた同じ部屋や道や木々に再会した時、それらの細胞が、なんだか魂までも身体中で振動したように感じ、自然と涙が出ました。

日常の生活の中では常に目の前の事に模索する自分でちっとも学んでいないように感じる事が多くありますが、この振動で自分がやって来た事、日々の体験はすべて私のなかに生きている事を感じさせてくれました。

さて、それを知った今年、そして来年はどうなっていくか。

感謝と活力と共にやっぱり目の前の出来る事をやって行くのだと思います。今ここにある心の振動と共に。一年間、本当にありがとうございました。力になってくださり、刺激をくださり、友でいてくださることを感謝します。

皆様の2016年が素晴らしい年になりますように。

 

This year, I experienced many new things but more I met many of my past.

I reunited with people who I have not seen more than 20 years.  I visited the place I lived 20 something years ago.  I wondered it was a sign of my turning point.

I was a trainee of Alexander Technique 20 something years ago in Philadelphia.

I was jumping out to the United State from Japan for my new life and study Alexander Technique. Nobody new what it was then more than now.

I was soaking up (not even feel like learning) everything in front of me,  my new study, different culture, attitude, behavior everything through all of my senses. 

Those are all in my cells.  

I reunited with those friends, teachers, classmates who I shared my time and experience.  I was on the same street, with the same trees and in the rooms where I connected and processed.  When I was connect my past in present  I felt like all of cells in my body, even felt like my soul were vibrated.

In my daily life, I often feel like I dealing things just in front of me and have not done much.  But when this vibration happened, my cells told me that I have done a lot and all of the daily experience is living in me.

So now, Knowing that, what am I going to do.

I will still do what’s in front of me with the appreciation and liveliness.  And with the excitement in me here and now.

Thank you so much for all of you supporting me, inspiring me, and being friends with me.

And I wish you all A Happy New year.

 

ウエブサイトを作りました。

長い間、生徒さんや関係者からホームページを作るように言ってくださっていましたが、なぜか今まで作りませんでした。何かがずっと止めていたように思います。

 

日本で教師養成スクールをやらないかと言われて開校して12年が過ぎました。

意識していたわけではないのですが、10年間は自分のスクールであって自分のスクールではないと思っていたと思います。

ずっと私のメンターである先生方と作ってきて、ゲストの先生方、生徒のみなさんから学んできました。もちろんこれからもメンターは引き続き、そして私も学び続けて行くのですが、10年を過ぎてやっと自分がディレクターをやっていますと言っていいような気持ちになってきたのだと思います。

そのような事が時々あります。何かタイミングがあるようで、やろうとしてもどうしても出来ない時、後になって自分の中の何かがどうもまだだと言っていたのかなと感じる事があります。

世間的なタイミングと合わない場合も多々あるので、社会的にはあまり良い事ばかりではないのですが。内の声を聞きながら外との関係性とのバランスもとって生きたいなと思っています。